日本語ニュースレター-2021年8月

日本語ニュースレター-2021年8月

Zetland Fiduciary Group Zetland Fiduciary Group
· 2 min read

イギリスではロックダウンが解除され、店舗やレストランがマスク着用で通常営業を再開し、ジムやプールも予約制でオープンしています。2021年7月31日時点で、人口の70%が1回目のワクチン接種を終え、57.5%が2回目を完了しました。

イギリスではNHSのコロナ追跡アプリが導入され、多くのレストランでチェックイン制が採用されています。感染者が出ると、アプリを通じて8日間の自主隔離命令が届きます。先月のある週、人口が日本の半分のイギリスで60万人がこの通知を受け、ロンドン地下鉄の一部路線がスタッフ不足で3週連続週末運休となりました。この現象は「パンデミック」にちなみ「Pingdemic」と呼ばれています。

一方、香港では感染者ゼロが続く中、厳しいコロナ規制が続き、市民の不満が高まっています。イギリスからのフライトは禁止され、香港居民が戻るには他国で21日間過ごした後、3週間のホテル隔離が必要です。クリスマスに2週間イギリスに帰省した知人は今も香港に戻れていません。ズームやテレワークの普及で急いで戻る必要がない人もいますが、6週間の隔離を覚悟して帰路につく人もいます。

今回のニュースレターでは、香港が「駐在員にとって世界で最も生活費が高い都市」から2位に転落した話題を取り上げます。香港は家賃や住宅コストを除けば、公共交通費が安く消費税もないため物価は比較的安価です。しかし、家賃や住宅ローンは非常に高額です。香港の個人所得税は最高15%で、年金(MPF、月最大HK$1,500)以外に控除が少なく、手取りが多いことで知られています。一方、イギリスの累進課税は所得税や福利控除が高く手取りが少ないですが、家賃や住宅ローンを考慮すると、同じ給与でも香港とロンドンの手取りは同等になる場合があります。

また、イギリスのコーンウォールで開催されたG7会議で合意された15%のグローバル最低法人税率とそのシンガポールへの影響についても取り上げます。コーンウォールは美しい田園地方で、ロンドンから415km(東京-神戸相当)ですが、車で半日、電車で5時間かかります。G7参加者はヘリや自家用機で移動したでしょうが、一般人はレンタカーを利用します。イギリスではマニュアル車が主流で、オートマは高額ですが、TuroのようなAirbnb型レンタカーアプリを使えば手頃な価格で借りられます。

民泊(Airbnb)、レンタカー(Turo)、タクシー(Uber)など民間サービスが拡大しています。今後どのようなサービスが民間化されるのか注目です。

Loading...